給与ソフトが複雑な計算式に対応しておらず、支給控除の設定項目にも制限があるためExcelを多用していました。さらに、利用できるPCが1台だけで入力に時間がかかり、給与計算作業だけで半日を費やしていたため、早急な合理化の必要性を強く感じました。

社員証を兼ねたICカードで勤退時間を打刻するタイムレコーダーとOSKの『SMILE V 人事給与』の連携を提案いただき、勤怠情報を手書きのアナログからデジタル化してデータ連携できれば、これまでの煩雑な集計業務が軽減されると思いました。

実は、以前の職場で『SMILE』シリーズを利用していて、その機能と操作性の良さを会社に提案できたことも理由の一つです。

販売とサポートを担当していただいたリコージャパンのご尽力によって、全従業員300名のマスターデータを速やかに移行することができ、わずか2カ月で本稼働することができました。

勤怠情報が連携したことで、膨大な残業データをExcel集計する業務からは完全に解放されました。さらに、支給明細書を紙からWeb配信に切り替えて、ペーパーレス化も実現することで、給与に関する様々な業務の負担軽減（1.5日かかっていた作業を3時間に）と省力化が実現できました。

経理部門でも当時の会計ソフトに加えて、Excelでの集計を行っていて、経理業務の工数削減が課題でした。

既に稼働している人事給与システムとの連携することと、給与導入時の手厚いサポートを評価して、『SMILE V』で統一することにしました。

現在は『SMILE V』で完結するのでデータ精度も向上し、収益率が明確になりました。部門別の管理もできています。

『SMILE V 販売』は、精肉店のPOSレジ売上データも同様に連携させたいと考えています。

『SMILE V 会計』は、「部門配賦シミュレーション」機能の活用です。共通費の配賦を行うことで、事業部門別の損益をより正確に把握できればと思います。

解決したい業務課題がさらに出てくると思いますが、今後も的確な提案やきめ細かなサポートに期待しています。